不眠症「不眠症」でお悩みの方に見られる体型上の特徴○肩はこらないが、もう少し下の肩甲骨の間がこる。 ○お腹がドクドクと脈打っている。 ○のどぼとけが硬い。 ○仰向けに寝た状態で左足が短い。 ○快風院『均整日記』カテゴリ「自律神経」もご参照下さい。 昼間は交感神経が活発に働いて体を活動的にし、夜は副交感神経が優位になり、リラックスした状態で眠りに就けるというのが、自律神経のバランスから見た理想的な睡眠のリズムです。 それが何らかの原因(緊張しやすいなど精神的な要因、不規則な生活習慣、更年期の影響などによるホルモンバランスの乱れ他)で、夜になっても交感神経が優位な状態が続き、なかなか副交感神経が起きてこない場合、「目が冴えてなかなか寝付けない」「寝ても夜中に目が覚めてしまい、そのまま朝を迎えてしまう」など、睡眠に様々な影響が出てきます。 交感神経優位な場合の体を詳しく見てみると、おへそを中心として腹部がドクンドクンと強く脈打っていたり、背中や首すじに自然なカーブがなく、カチカチに固まっているといった特徴が挙げられます。均整的には体型が主に頭脳型に偏っているといえ、その調整を通して体をリラックスさせ、自律神経のバランスをとっていきます。 調整が終わった後は背中がゆるゆるに弛み、お腹のドクドクがおさまって、「ここでこのまま寝かせてもらえればよく眠れるんだけど。」とおっしゃるお客様も多いです(調整中にすでに眠っていらっしゃるときには、起こすのが心苦しいです)。 そこで、できれば夜に何も予定のない日の遅い時間に予約を入れていただき、調整後は寄り道などをせず真っ直ぐに家に帰ってそのまま布団に入る、という流れをお勧めします。 ※ここに挙げた体型上の特徴はほんの一部ですので、他にも「こういうかたちや動きは、この症状と何か関係があるのだろうか?」と、ご自分の体について疑問を持たれた方は、遠慮なくお電話かメールにてお問い合わせ下さい。 その際、便通や血圧など体調で気のついたことや、過去の症歴、受傷歴、手術歴なども教えて下さると、食事や生活習慣など、来院しなくても改善に向かう方法をアドバイスできるかもしれませんので、思い出せる範囲でお知らせ下さい。 |